大渋滞で予定していた出発時間を20分ほど過ぎてしまったが、白川郷から車で氷見の此方に到着したのは12:30の予約にピッタリ。ちょっと焦りましたが、遅れは取り戻せました。店の横の駐車場止めてお店に入ると、普通の寿司屋の様なカウンターが無く、座敷にテーブルの仕様。
嫁さんと2人でしたが、8人は座れそうな大きな座卓に案内されました。
氷見と言えば何と言っても「寒ブリ」ですが、この時期には当然有りません。2月中旬くらい迄らしいですね。それでも、富山湾の美味しい魚は何かしら有るでしょうと期待して、特上にぎりずし(¥3300)を注文しました。我ながら、奮発しました。
奥の調理場で大将がにぎり、寿司下駄に載せて運んでくれます。先ずは2人前3貫づつが来た。えんがわ、甘海老、甲烏賊から。甘海老は大きめで緑色の卵も少し付いていて剥きたて感がある。えんがわも甘みを感じる美味しいもの。
こちらのシャリはやや温かさが残り、酢は優しく、ちょっと大き目です。
続いて、タコ、カニ、サヨリ。これは、まあ普通かな。ここで、名物?のアラ汁がお椀では無く、お鉢で出て来た。「熱いので気を付けて!」と言われるのも納得の熱々汁で、中身はフグでした。これ、美味いわ。
更に、雲丹、イクラ、白えびの軍艦3兄弟が登場。大粒の雲丹も白えびもとても美味だけど、既に海苔のパリパリ感が失われていたのがちと残念。やはりカウンターでは無いので、海苔が湿気る前に素早く提供出きない弱点が…。
最期にシロノコ(カンパチの腹部分?)、鮪(トロ)、鯛。何れも脂の乗った美味しい部位を握ってくれており、とっても美味でした。計12貫で満腹になりました。
「如何ですか?もう少し?」と、優しげな大将が聞いてくれましたが、追加をお願いせずとも満足でした。
この間、約30分程でしたが、次々とお客さんが来られては満席に諦めて帰られました。地元の方にも人気のお店なのでしょうね。ごちそうさま!